第71回阪神大賞典(ＧII)TB理論実践活用術  03/19(日)阪神11R 

ＳＡ値トップのディープボンドがやはり中心的な存在だろう。２年連続の海外挑戦は散々だったが国内の長距離路線では指数表が示す通りまだまだ能力上位。有馬での負け方はやや気になるところだが絶対王者不在の混戦模様にあってこの指数と実績の存在感は無視できない。相手はＰＡ値断然トップのサンレイポケットとＳＡ値ＰＡ値ともバランスよく高位のボルドグフーシュ。前者は近走は専ら中距離中心に掲示板前後と戦績はさえないが、かつては秋天、ＪＣともに４着のある古豪。上積みは望めないが嵌れば一発の魅力は十分。人気との見合いで言えば狙って損のない馬。後者は対照的に上昇一途の明け４歳。菊、有馬の連続２着の勢いで当然ここでも有力。以上馬連３頭ボックスを本線にディープボンドから指数次点のアフリカンゴールド、ジャスティンパレス、ゼーゲン、ブレークアップ、ユーキャンスマイルまでの５頭を押えた。
結果はジャスティンパレスが快勝し２着ボルドグフーシュでタテ目の不的中に終わった。ディープボンドは番手追走の積極策も直線坂の途中で勝負ありで掲示板がやっとの競馬。緩い流れで決め手勝負の展開となったことで持ち味が削がれた形。終わってみれば人気の４歳２頭の決着。取り上げた８頭がほぼほぼ上位を独占する結果もこの組み合わせはなかなか手が出せない目。今回の負けは仕方がないと割り切って次週からのＧ１シリーズでのリベンジにかけたい。