第59回金鯱賞(ＧII)TB理論実践活用術  03/12(日)中京11R 

ＳＡ値ＰＡ値を高位で分けあうディープモンスターとプログノーシスの２頭を中心視する。プログノーシスは前走こそ展開すら読めないヤネが馬券をも外す大ポカも驚愕の決め手には正直度肝を抜かれた。メンバー最高値の「106-80」を持ち出すまでもなく、過去４戦４勝の鞍上大幅強化で勝ち負けは必至だろう。断然の人気馬だがこの馬だけは絶対に外せない。一方ディープモンスターはとっておきの狙い馬。休み明けの近３走の右肩上がりの指数の流れは惚れ惚れするほど。いずれもオープンながらハイレベルの競馬で勝ち負けの好走。結果は出せなかったがクラシックも皆勤の素質馬が本格化の気配濃厚なうえ上昇一途で上積み余力も十分。一発があっても不思議ではない。人気も手頃で絶好の狙い目とみる。馬券はこの中心２頭の馬連を大本線に、２頭からの押え馬券でディープモンスターからの波乱に期待した。相手は指数次点のポタジェ、マリアエレーナ、ヤマニンサルバムとアラタ、ハヤヤッコまでの５頭。
結果はプログノーシスは快勝も２着抜け目のフェーングロッテンで不的中に終わった。３着から８着まで硬軟取り混ぜで押さえておきながら痛恨の抜け目。期待のディープモンスターは先団後方寄りで死んだ振りの狙い通りの展開も、直線何度も前が詰まって完全に脚を余してしまった。結果論だが早目にグランオフィシエの外に進路を取っていれば結果は変わっていただろう。結果５着も能力評価は間違いなかった。この借りは次走以降の激走で返してもらおう。３着アラタも同様。ここぞという時に前が詰まって２着馬に一気に置かれてしまったのが全て。本当についてなかった。一方でプログノーシスは万全の内容。後方からとはいっても前走とは大違いでしっかり前を見据えての競馬。勝負どころで機敏に動き射程に入れた上でしっかり進路を確保した時点で勝負あり。馬の能力を最大限に引き出すお手本のような競馬だった。ヤネの重要性を改めて痛感したレースだった。